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FXをしていると、
- 「少ない資金でもう少し大きな取引をしたい」
- 「損失額をあらかじめ決めてからエントリーしたい」
と感じることもあるのではないでしょうか。
そんなときに選択肢の1つとなるのが、ノックアウトオプションです。
ノックアウトオプションは、あらかじめ「ノックアウト価格(自動で決済される価格)」を設定し、その価格に到達すると自動的に取引が終了する仕組みです。
通常のFXと似ている部分もありますが、必要資金の考え方や損失管理、取引期限などには違いがあります。
この記事では、
- ノックアウトオプションとは何か
- FXとの違い
- メリット・デメリット
- 取引できるおすすめの国内業者
- よくある質問
について、できるだけ分かりやすく解説します。
私自身も実際にFXTFでノックアウトオプションを取引してみたので、その体験もあわせて紹介します。
「ノックアウトオプションが気になっているけど、FXと何が違うのかよく分からない」という方は、ぜひ参考にしてください。
なお、これからノックアウトオプションを始めるなら、FXTFがおすすめです。
FXTFでは、FXだけでなく商品や暗号資産のノックアウトオプションにも対応しており、私自身も実際に口座を開設して利用しています。
ノックアウトオプションとは

ノックアウトオプションとは、あらかじめ設定した「ノックアウト価格(自動で決済される価格)」に到達すると、自動的にポジションが終了する金融商品です。
通常のFXと同じように、相場の上昇・下落を予想して取引できます。
特徴は、注文前に最大損失や必要資金を確認しやすいことです。
ノックアウト価格に到達すると自動で決済される
ノックアウトオプションでは、注文時に「ノックアウト価格」を設定します。
価格がその水準に到達すると、自動的にポジションが終了します。
通常のFXでいう損切りに近い仕組みですが、取引を始める前に撤退する価格を決めておく点が特徴です。
ブル・ベアを選んで上昇・下落を予想する
相場が上昇すると予想する場合はブル、下落すると予想する場合はベアを選びます。
通常のFXでいうと、
- ブル:買い(LONG)に近い
- ベア:売り(SHORT)に近い
というイメージです。
注文方法は異なりますが、値動きを予想して利益を狙う点は通常のFXと似ています。
最大損失と必要資金をあらかじめ確認できる
ノックアウトオプションでは、ノックアウト価格を設定することで、最大損失と取引に必要な金額を注文前に確認できます。
基本的に、ノックアウト価格を現在価格に近づけるほど必要資金は少なくなります。
ただし、その分ノックアウトされやすくなるため、必要資金だけでなく「どこまで逆行したら撤退するか」を基準に設定することが重要です。
ノックアウトオプションとFXの違い

ノックアウトオプションとFXは、どちらも相場の上昇・下落を予想して利益を狙う点は似ています。
ただし、必要資金や損失管理、取引期限などには違いがあります。
主な違いは次の3つです。
- 必要資金の考え方が違う
- 損失の上限を決めてから取引できる
- ノックアウトオプションには取引期限がある
まずは、違いを簡単に比較してみましょう。
| 項目 | FX | ノックアウトオプション |
|---|---|---|
| 必要資金 | 取引金額に応じた証拠金が必要 | ノックアウト価格などによって変わる |
| 損失管理 | 損切り注文などで管理する | 最大損失を事前に把握しやすい |
| 取引方法 | 買い・売り | ブル・ベア |
| 取引期限 | 基本的になし | あり |
それぞれの違いを詳しく見ていきます。
必要資金の考え方が違う
通常のFXでは、取引する金額に応じて必要証拠金が決まります。
国内FXの場合、個人のレバレッジは最大25倍なので、取引金額に対して一定の証拠金が必要です。
一方、ノックアウトオプションでは、現在価格とノックアウト価格(自動で決済される価格)の距離などによって必要資金が変わります。
ノックアウト価格を現在価格に近づけるほど必要資金を抑えやすくなるため、同じような値動きを狙う場合でもFXとは資金の考え方が異なります。
ただし、必要資金を減らすためにノックアウト価格を近づけすぎると、少しの値動きでも決済されやすくなる点には注意が必要です。
損失の上限を決めてから取引できる
FXでは、損失を抑えるために損切り注文を設定するのが一般的です。
ただし、損切りを入れずに取引を続ければ損失が大きくなる可能性があります。
また、相場が急変した場合には、想定していた価格より不利な価格で決済されることもあります。
一方、ノックアウトオプションでは、注文時にノックアウト価格(自動で決済される価格)を設定するため、取引を始める前に最大損失を把握しやすくなっています。
「この取引では最大いくらまで損失が出る可能性があるのか」を確認してから注文できる点は、通常のFXとの大きな違いです。
ノックアウトオプションには取引期限がある
通常のFXには、基本的にポジションを保有できる期限はありません。
必要証拠金を維持していれば、数日だけでなく数週間や数か月ポジションを保有することも可能です。
一方、ノックアウトオプションにはあらかじめ取引期限が設定されています。
期限までに自分で決済するか、ノックアウト価格に到達しなければ、最終的には期限によって取引が終了します。
短期的な取引ではあまり気にならない場合もありますが、長期間ポジションを保有する予定なら、注文前に取引期限を確認しておくことが大切です。
ノックアウトオプションのメリット

ノックアウトオプションの主なメリットは、次の3つです。
- 少ない資金から取引しやすい
- 最大損失を把握してから注文できる
- 急な値動きでも損失を限定しやすい
通常のFXと比べると、必要資金や損失管理を事前に考えやすい点が特徴です。
1つずつ詳しく見ていきましょう。
少ない資金から取引しやすい
ノックアウトオプションでは、ノックアウト価格(自動で決済される価格)を現在価格に近づけるほど、取引に必要な資金を小さくできます。
そのため、通常の国内FXではまとまった証拠金が必要になる取引でも、ノックアウトオプションなら比較的少ない資金で同じような値動きを狙える場合があります。
実質的に高い資金効率で取引できるため、少額の資金から大きな取引をしたい人にとってメリットがあります。
ただし、ノックアウト価格を近づけるほど少しの逆行でもノックアウトされやすくなるため、必要資金だけを見て設定するのは避けましょう。
最大損失を把握してから注文できる
ノックアウトオプションでは、注文時にノックアウト価格を設定するため、取引を始める前に最大損失を把握しやすくなっています。
「この取引で最大いくらまで損失が出る可能性があるのか」を確認してからエントリーできるため、1回の取引で許容する損失額を決めている人にも使いやすい仕組みです。
例えば、10万円の資金に対して1回の損失を5,000円までに抑えたい場合、その範囲を意識しながらロット数やノックアウト価格を調整できます。
急な値動きでも損失を限定しやすい
通常のFXでは、損切り注文を設定していても、経済指標や大きなニュースなどで相場が急変すると、指定した価格より不利な価格で約定することがあります。
一方、ノックアウトオプションでは、あらかじめ設定したノックアウト価格によって最大損失が限定される仕組みになっています。
そのため、急激な値動きが発生した場合でも、想定以上に損失が膨らむリスクを抑えやすいのがメリットです。
値動きが大きい相場でも、損失額を事前に把握しやすい点は資金管理のしやすさにつながります。
ノックアウトオプションのデメリット・注意点

ノックアウトオプションの主なデメリット・注意点は、次の4つです。
- 一度ノックアウトされると取引を続けられない
- ノックアウト価格はあとから変更できない
- 値動きに近すぎる位置ではノックアウトされやすい
- 取引コストがかかる
メリットだけでなく、こうした制約も理解したうえで使うことが大切です。1つずつ見ていきましょう。
一度ノックアウトされると取引を続けられない
一度ノックアウトされると、そのポジションはそこで終了します。
相場がその後に予想していた方向へ戻ったとしても、同じポジションを復活させることはできません。
たとえば、一時的な急落でノックアウトされた直後に反発して上昇した場合でも、その上昇分の利益は受け取れません。
そのため、相場の方向性だけでなく、途中でどの程度の値動きがありそうかも考えて取引する必要があります。
ノックアウト価格はあとから変更できない
ノックアウト価格は、ポジションを持ったあとから変更できません。
通常のFXでは、相場の動きに合わせて損切り位置を広げたり狭めたりできますが、ノックアウトオプションではそのような調整ができない点に注意が必要です。
「もう少しだけ様子を見たい」と思っても、その場でノックアウト価格をずらすことはできません。
そのため、注文前に無理のない位置を決めておくことが重要です。
値動きに近すぎる位置ではノックアウトされやすい
ノックアウト価格を現在価格の近くに設定すると、普段の値動きでも到達しやすくなります。
特にFXは、一度逆方向へ動いてから本来の方向へ進むことも多いため、位置が近すぎると方向予想が合っていても途中で取引が終了する可能性があります。
必要資金だけを見て近い位置に設定するのではなく、直近の高値・安値やサポート・レジスタンスも見ながら決める方がよいでしょう。
取引コストがかかる
ノックアウトオプションは無料で取引できるわけではなく、スプレッドなどのコストが発生します。
また、業者や商品によってはノックアウトプレミアムや保有コストなどが発生する場合もあります。
1回あたりのコストは小さく見えても、短期売買を繰り返すと積み重なって損益に影響するでしょう。
そのため、取引する業者を選ぶ際は、必要資金だけでなくスプレッドや各種コストも確認してください。
ノックアウトオプションを取引できるおすすめの国内業者3選

現在、国内でノックアウトオプションを提供している主な業者は、IG証券・FOREX.com・Plus500証券・FXTFの4社です。
その中から、今回は次の3社を紹介します。
それぞれ取扱銘柄や最低取引数量、取引期限などが異なるため、自分が取引したい商品やスタイルに合わせて選ぶことが大切です。
まずは簡単に特徴を比較してみましょう。
| 業者 | 主な特徴 |
|---|---|
| FXTF | FX・商品・暗号資産に対応 |
| FOREX.com | FX・株価指数を取引でき、少額取引にも対応 |
| IG証券 | 取扱銘柄が豊富。FX・株式・株価指数・商品などに対応 |
FXTF
FXTFは、FXだけでなく商品や暗号資産のノックアウトオプションも取引したい人におすすめです。
FXではUSD/JPYやEUR/USDなどの主要通貨ペアに対応しているほか、金・原油などの商品や、ビットコイン・イーサリアムなどの暗号資産も取引できます。
取引画面も比較的シンプルなので、初めてノックアウトオプションを利用する人でも操作しやすい印象です。
私も実際にFXTFの口座を開設してノックアウトオプションを取引してみました。実際の注文方法や必要だった資金については、別の記事で詳しく紹介しています。
FOREX.com
FOREX.comは、FXや株価指数を中心にノックアウトオプションを取引したい人に向いている業者です。
FXだけでなく株価指数にも対応しており、ノックアウト価格の設定によって必要資金を調整できます。
また、TradingViewを利用できるため、普段からTradingViewでチャート分析をしている人にも使いやすいのが特徴です。
FXを中心に少額からノックアウトオプションを始めたい人は、候補の1つとして確認しておくとよいでしょう。
IG証券
IG証券は、さまざまな銘柄でノックアウトオプションを取引したい人におすすめです。
FXだけでなく、日本株・米国株・株価指数・金や原油などの商品にも対応しており、幅広い銘柄から取引対象を選べます。
また、FXのノックアウトオプションは少額から取引できるため、まず試してみたい人にも利用しやすい業者です。
ドル円などのFXだけでなく、株式や株価指数、商品なども取引したい場合は有力な選択肢です。
ノックアウトオプションに関するよくある質問

ここでは、本文で触れていない内容を中心に、よくある質問を3つ紹介します。
- ノックアウトオプションはいくらから取引できる?
- ノックアウトされる前に決済できる?
- ノックアウトオプションの税金はFXと同じ?
1つずつ見ていきましょう。
ノックアウトオプションはいくらから取引できる?
必要な資金は、利用する業者や銘柄、ロット数、設定するノックアウト価格によって変わります。
そのため、「必ず○円から取引できる」と一律に決まっているわけではありません。
ノックアウト価格を現在価格に近づけるほど必要資金は抑えやすくなりますが、その分ノックアウトされやすくなります。
実際に取引する際は、注文画面に表示される必要資金を確認しながら、無理のないロット数を設定しましょう。
ノックアウトされる前に決済できる?
ノックアウト価格に到達する前であれば、自分のタイミングで決済できます。
例えば、十分な利益が出たので利確したい場合や、相場の流れが変わったと判断して早めに損切りしたい場合でも、途中でポジションを終了可能です。
そのため、必ずノックアウトされるまで保有し続ける必要はありません。
通常のFXと同じように、相場を見ながら自分で利益確定や損切りを行うことができます。
ノックアウトオプションの税金はFXと同じ?
国内の金融商品取引業者で行うノックアウトオプションの利益は、基本的に「先物取引に係る雑所得等」として申告分離課税の対象になります。
税率は所得税・住民税・復興特別所得税を合わせて約20.315%です。
また、一定の条件を満たせば損失を翌年以降に繰り越せる場合もあります。
ただし、税金の扱いは利用する商品や取引状況によって異なる可能性があるため、確定申告の際は国税庁や税理士などの最新情報も確認しておきましょう。
まとめ

今回は、ノックアウトオプションの仕組みやFXとの違い、メリット・デメリット、おすすめの国内業者について紹介しました。
ノックアウトオプションは、あらかじめノックアウト価格を設定し、最大損失を把握したうえで取引できるのが大きな特徴です。
また、ノックアウト価格の設定によっては、通常の国内FXより少ない資金で大きな取引をしやすい点もメリットです。
一方で、一度ノックアウトされるとポジションが終了することや、ノックアウト価格をあとから変更できないといった注意点もあります。
そのため、必要資金だけを見るのではなく、自分がどこまでの損失を許容できるのかを考えて取引することが大切です。
私は今回紹介した業者の中から、実際にFXTFでノックアウトオプションを取引してみました。
FXTFでノックアウトオプションを始めてみたい方は、こちらから口座開設を確認できます。